障害者委託訓練に参加してきました

皆さんこんにちは ゆっこっこです。

障害者委託訓練に12日間参加してきました。

少し説明させていただきます。

障害者委託訓練とは、東京しごと財団がハローワークと連携して実施する障害のある方のための多様な職業訓練です。障害のある方が仕事をする上で役立つ知識や技能を短期間で身に付けることを目的に、企業、民間教育機関、社会福祉法人、NPO法人等、様々な機関に訓練を委託して実施しています。

職種はさまざまで、配食センターでの配膳・調理補助・洗い場業務や、清掃、事務補助業務、部品包装等簡易作業の習得など多岐にわたり、その中から自分に合う会社を見つけて申込して訓練を開始します。

私は、事務補助を希望していたので、その職種で会社を決め、通勤範囲を検討しました。通える範囲で事務補助作業ができるのは2社ありました。そして、どちらも見学に行きます。どちらの会社も雰囲気に違いがありました。同じ職種でしたが、肌で感じたことや直感を大切にしながら自分の訓練にふさわしい方を担当職員と相談して1社に絞り、申し込みをしました。

申し込み後、先着順で会社で受け入れていただけるので、申し込み日当日は、素早く申込しなければなりません。それまでに、プロフィールカードを準備して、面談を行い、通れば委託訓練にお世話になるといった感じです。

今回お世話になった企業Aさん。

12日間の日程で、10時~16時の一日5時間の訓練でした。沢山の人がいる執務室の中にデスクをいただいて、データ入力やコピー機を使ったスキャンニングなどをしました。100通以上の封筒を都道府県順に並べるといった作業もありました。訓練した感想は、実践を行うとても良い機会だったということです。自分のペースで一生懸命訓練をこなしましたが、慣れていない作業もあり、何度も行う事で、スキルが上がるような感じがしました。

また、他の人と比べてやる作業はなく、正確に作業をすることを目標としました。

緊張しながらも自分に何ができるのかを毎日確認するように訓練を進めることができました。携わる会社の社員の方々は温かく、連日落ち着いて作業をこなすことができました。自分の特性で、休憩をいつとればいいのか、作業を集中して行うにはどうしたらいいか、訓練前に考えていたことを試せる機会となり、12日間作業を行うことで、自分の作業に少し自信が持てた気がします。

お世話になった会社の方々にはこの場を借りて、お礼申し上げます。有難うございました

委託訓練を試せる機会があるのも移行分室の良さの一つだと思います。訓練が終わり、移行分室のプログラムの中で、この訓練について、思ったことなどをメンバーの皆さんに報告して共有し、また自分の次のステップへと進んでいきます。訓練中、不安な事は、担当職員さんと何度も話し合いや相談を重ねる事で払拭されていったように思います。就職までの道のりの中で、この障害者委託訓練は、希望の職種があり、自分で希望があればぜひトライしてみてください。とても大きな収穫が得られることと思います。

以上で、障害者委託訓練の紹介を終わりにしたいと思います。

読んでいただいてありがとうございました。

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