7/2(木)午後、本郷から丸ノ内線に乗って池袋西口まで行き、池袋防災館と言う所まで1stのみんなで出かけてみました。
ここでは、実際に自分たちで体験したり、やってみたりしながら、防災の知識と技術を高める所で、かずたなどは終わりの方に行くにつれて、かなり真剣に考えるようになっていました。
ここでやったのは、地震体験、地震に関する短いアニメ、消火器の使い方、煙からの脱出体験の4つでした。
人数が多かったので2班に分かれましたが、かずたが入っていた方の班が行った順序で話を進めたいと思います。
地震コーナー
実際に地震の揺れを起こせる装置の上に乗って、地震の揺れを体験しました。
中央あたりにテーブル一式と頭を守るマットが置いてあります。
自分たちの班は主に3種類(震度4(?)、震度7、ビルの上の方の階で感じる地震)を3つのグループに分かれて体験しました。
ここで、問題です!
ガスを使って料理をしている時に地震が来ました。
1.ガスの元栓を閉める。
2.身の安全を確保する。
1,2のどちらをやったらよいでしょう?
正解は2で、ガスは今はマイコンメーターと言って地震が来たらガスが止まるようになっているらしいです。
かずたも、この前の地震でガスの復旧操作をやった覚えがあります。
地震が来たら、まずは身の安全の確保をやるといいということです。
話は戻りますが、その震度4(?)も結構すごいと感じたのに、震度7はものすごい状態だったので、かなりびっくりしました。
かずたの入ったチームはビルの上の方の地震を体験しましたが、体験している本人としては遊園地の乗り物に乗っている感じであまり地震の感覚がなかったのですが、本物が起これば、物が落ちたり、壊れたりしてかなりの恐怖感を感じると思います。
地震に関する短いアニメ上映
次に行われたのは、東日本大震災、阪神淡路大震災、関東大震災へと次々とタイムスリップしながら、地震についての知識を深め、最後にはみんなの前で地震の心得を発表する3人の子どもが出てくる3Dアニメ(?)の上映会でした。やはり、短いといえども映画なので心に訴えますし、かずたなどは関東大震災の火災の場面で出てくる着物を着た少女が妙に印象に残っています。
消火コーナー
ここでは、疑似的に炎をスクリーンに映し出し消火器でそれを消す練習をしました。
消火器の使い方として、ピンを抜く。ノズルを向ける。レバーを握る。の3ステップで覚えるといいと言われました。
そして、火事が起こったら「火事だー!」と大声で周りの人に知らせること、実践的なアドバイスとしては、逃げ道を確保しておくこと等がありました。
なお、昔よくあった泡消火器と言うのは現在はあまり出回っていないそうです。
煙コーナー
最後に、煙の部屋からの脱出と言う、考えようによってはゲームのようなコーナーを体験しました。
ですが、煙は盲点になりがちで、煙で死に至る場合もあるというので侮れません。
更に盲点になりがちなのが、火災の煙は高温でのどや気管を火傷して、そのため死に至るということもあるということでした。
そして、逃げる時は姿勢を低くして、布を鼻や口に当てて煙を吸い込まないようにして逃げるということを教わりました。
他にも、人工呼吸のコーナーとかあったようですが、今回はこの4コーナーを回りました。
普段、銀杏企画でも避難訓練はやっていますが、このような専門機関に行くと、より災害に対して真剣に考えるようになる気がしました。
帰りにこのような体験カードをもらい、5枚集めると修了証がもらえるそうです。
友達同士で行って修了証を目指すのもいいかもしれませんよ!