1st:そなエリア東京での防災体験実習

はじめまして。新しく銀杏企画のブログ係になりましたアウルと申します。

 2019年4月9日に銀杏企画ファーストの行事で「そなエリア東京」の防災体験実習に行きました。
 私はこの行事には参加してはいませんが、参加したメンバー、職員に感想を聞いてこの記事を編集しています。

 この行事は移動しての大きな全体行事としては平成最後のイベントとなりました。
 平成最後に防災に意識を向ける機会ができたことは参加したメンバー、職員にとっては貴重な体験になったそうです。

2019年4月そなエリア東京の前で

 「そなエリア東京」は東京臨海広域防災公園の中にあります。東京臨海広域防災公園は国の災害応急対策の拠点として整備された都立公園です。
 そなエリアの防災体験実習は1Fと2Fにあります。

 まずは1Fについてです。

「東京直下72h TOUR」

 「東京直下72h TOUR」とは地震発生後72時間の生存力をつける体験学習ツアーのことです。
20名未満で「東京直下72h TOUR」に参加する場合は予約がいらないそうです。

「津波避難体験コーナー」

 津波の特徴を知ることができるコーナーです。

 他にも「そなえカフェ」や防災グッズを販売する売店や休憩用のベンチもあるそうです。
 体力に自信がない方も休憩しながら学習することができますね。

 そなエリアの2Fは学習施設になっています。

「レクチャールーム」

 主に「防災」をテーマとした講演会や展示会、行事等が行われています。

「映像ホール」

 首都直下型の大地震が起きた場合に何が起こるかを伝える映像を見ることができます。

 大型のプロジェクターに「東京マグニチュード8.0~東京直下7.2h~」が上映されています。
 「東京マグニチュード8.0~東京直下7.2h~」は「東京マグニチュード8.0」というテレビアニメをそなエリア用に再構築した作品になっています。

 私はこの行事に参加していませんが、「東京マグニチュード8.0」は観ていたので、参加したメンバー、職員が心を打たれたという感想には共感しました。

 涙を流して鑑賞していた人や家に帰ってから見返した人もいたそうです。リアルな描写に影響を受け、より防災に力を入れた人も出るほどこの映像は影響力が強かったようです。

そなエリアーマグニチュード8.0を鑑賞


「首都直下地震特設コーナー」

 新しい被災想定をわかりやすく解説するコーナーです。

「事例に学ぶ災害の様相地域情報コーナー」
 最近の大地震で実際に発揮された自助の知恵を紹介しています。

「オペレーションルーム見学窓」
 地震発生の国の拠点を学ぶことができます。

「災害とくらしの学習/自助体験/PCコーナー」
 防災情報ライブラリーや体験型展示で、災害に対する日本の知恵を知ることができます。

 私が聞いた参加者の全体を通しての防災体験実習の感想を書いていきます。

「街じゅうしっちゃかめっちゃかになっていた」
「車がひっくり返っていたりするのを見て、より防災意識が高まった」
「頭のどこかで災害について考えていないと行けないな」
「自分には災害はどうしようもないのではないか」
「防災のゲームや防災のエレベーターが怖かったけど面白かった」
「地震の怖さを再確認できた」

 今回の行事では「そなエリア東京」の他に「東京ラーメン国技館 舞」にも参加しました。
 ラーメンを堪能したメンバーは「濃厚なラーメンがおいしかった」と喜んでいました。

「東京ラーメン国技館 舞」
アクアシティお台場の5階にあります
www.aquacity.jp/tokyo_ramen_kokugikan/

最後に…

 8年前の災害で実際家の瓦が落ちたのを見て、災害を身近に感じていたそなエリアの行事の参加者はこのような防災体験実習に多くの人がどんどん行ってほしいと思ったそうです。知り合いにそなエリアを紹介した参加者もいたそうなので、そういう人が増えればみんなの防災意識や危機意識が高まるのではないかと思いました。私もこの記事を読んだ方が防災体験実習に行ったり、「東京マグニチュード8.0」を観たりして、実際に防災の準備を始めることを願っています。

お台場の中で
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