今回のインタビューも結構長くなりましたが、意外と読みやすい感じになっているので、分割しないで一気に掲載したいと思います。
それでは、先日スポーツ委員さんにお願いした、インタビューの内容を以下に載せます。
スポーツ委員の仕事について教えてください。
ゆきちゃん:色々ありますけど、バレーボールの練習のために給水用の麦茶を作ったり、体育館まで荷物を運ぶのを手伝ったり。。。
緑茶:あと、体育館の予約を取ったりもします。
H.S:バレーが終わった時に参加した人数を報告しないといけないんですよ。
体育館にしても、一人に貸すわけにはいかなくて、なるべく大勢に使って欲しいという気持ちがあるんですよね。
監督も何名参加したかというのを聞きたがるので、毎週毎週今日は15名でした、今日は20名でしたという形で報告はします。
あと、バレーネットを張るとか、そういうのはやらないんですか?
H.S:体育館で準備はしてくれるんですけど、全部じゃないですね。ネットの横のポールは立っていますけど。
ネットを張るのは自分たちでやります。
緑茶:最初はたるんでいるんですよ。
それをピーンとはる。
緑茶:ハンドルを回してネットをピンとはる。それをやってます。
何か、他に仕事はありますか?
H.S:結構ね、3人に持ち場っていうのがあります。
この3人で分担してるんですね。
H.S:最近それぞれの持ち場にも慣れてきたんで、監督の機嫌もいいんですよ。
任期は4月から9月までの半年みたいですね。
そうすると、いつも、交代は4月と10月なんですかね?
全員:そうですね。
今季のスポーツ委員の活動の中で、どんなイベントがありましたか?
先日、心のふれあいのボウリング大会がありましたね。特にバレーの試合はなかったと思うんですが。
H.S:ないです。11月です。
そうすると、イベントと言うとボウリング大会だけですか?
H.S:前期として大切なのはボウリング大会で、水曜日にみんなで他の事業所の方たちと話し合いました。
内容は、まあ簡単に言ってしまえば、15位ではかわいそうだから、”残念だったで賞”というネーミングにしようとか、細かいところまでみんなで決めました。
自分もやったことがあるのでわかりますけど。。。
何か、ボウリング大会で大変だったこととか面白かった事とかありますか?
緑茶:銀杏の中だけっていう仕事じゃなくて、他の福祉施設の団体の皆さんと一緒に仕事をしたので、いろんな意見がありましたね。
色々な人がいるんでしょうね。
緑茶:銀杏の中だけでは思い浮かばないようなアイディアとかを出してくれたりして、そういうのは素直にすごいなと思います。
ゆきちゃん:他の事業所の方たちと一緒にボウリングできる機会があって、嬉しいです。
色々な人たちに会える機会があることは良いと思います。
スポーツ委員になぜなろうと思いましたか?
緑茶:僕は担当の職員さんから、スポーツ委員を新しく募集するんですけどどうですかと言われまして、僕も銀杏企画に通い始めて2年たったので、そろそろ銀杏の中で本格的な仕事をやる時期が来たのかなと思い、ちょっと積極的にやってみようと思いました。
H.S:私の場合、やる人がいなかったんですよ。(笑)
ゆきちゃん:私の場合は、話し合いで多数決を取った時に、私の票が一番多かったようなので、それで決まりました。
スポーツ委員にやりがいを感じること、やってて良かったと思ったことは何ですか?
H.S:(H.Sさんと、緑茶さんは、選手も兼務しています。)やっぱり、上達すると嬉しいですね。
(ボールが)取れなかったのに取れるようになったとか、サーブなんかもミスが多かったのにちょっと集中したらちゃんと入ってくれたとか、ゲームなんかで5点くらい連続で点が取れると、有頂天でヨッシャヨッシャと言ったりとか。。。
でも、必死に練習してますよ。
緑茶:神経質って思われますが、バレーやってると、スポーツ委員って結構監督に配慮っていうか、ちょっとでも油断ができないんですよ。
準備とか練習の時間とか、本当に緊張の糸が張りっぱなしなので、それを成し遂げた後の、バレーが終わって体を動かして疲れて銀杏に歩いて帰路につく時が一番開放感がありますね。
大抵バレーボールって金曜日にやるんですけど、金曜日の午後3時頃にバレーが終わり、あと1時間くらい銀杏で働けば週末がやってくるってなって思うと、本当にうれしいです。
ゆきちゃん:サードで、久々にバレーをやってくれる人が出てきてくれたことが嬉しいですね。私はスポーツ委員が初めてなので、よくわからないことも多いですが。
主にバレーの仕事をやっていると思いますが、銀杏バレーのここは誇りが持てるという点は何かありますか?
H.S:勝とうという気持ちがあるからトレーニングしますよね。それがうまい人だと、ボールがポンポンポンといくんだけど、僕らはそれができないので、一歩一歩上に上がるしかないんですよ。
その時にボールに触るのではなくて、トレーニングして1cmでも動くのを速くするっていうか。。。
メンバーも変わりましたしきついトレーニングですけど、勝とうという気持ちでみんなで一生懸命やってます。
それと同時に、バレーを”みんなでやる”ということを意識しています。声を出すのも、”みんなで”を心がけていますし。。。
更に、調子が悪い人は監督に言えば休む許可をもらえますし、トイレに行きたい人も、申し出れば行かせてもらえるんですよ。
やはり、我々は病状の違いはあれ心の病を持っているので、そういうケアというか、無理をしないで余裕を持ってやらせてもらっています。
誇りとは違いますが大切なことなので、ちょっと言ってみました。
緑茶:本当、きつい練習なんですよ。で、みんなが週に1回辛い練習をやっても、めげずにまた来てくれるんですよ。
そういうすぐにやめないで、辛いけど続けてくれるっていうこと自体が、スポーツ委員として、バレーのまとめ役をやっている身としては、すごい嬉しく思います。
皆さんがいないとバレーボールが成立しないんですよ。
バレーボールって基本6人ですよね?
例えば、銀杏のバレーの練習で試合形式で練習する場合、練習に要する人の数が最低でも4人4人くらいで、8人くらいは要るんですよ。
だから、よくつらい練習にめげないで頑張って来てくれるのが嬉しいですし、障害を持っているんだけれども、もっと人間的に成長するっていうか、困難に簡単には折れない姿勢を作ってくれるいい場所だと思います。
スポーツ委員にはどんな人が向いていると思いますか?
H.S:昔の話なんですけど、スポーツ委員になりたての人がボールに空気入れてると、時間がかかってしょうがないんですよ。
こっちは慣れてるから、説明して、やり方が悪いって言ったんですよ。そしたら、互いにムッときて、、、
だけど、彼がスポーツ委員を辞める時、「練習に1回も休まず通えたのが誇りです。」と言うのを聞いて、まあ、立場が違えばうまい人もいるし下手な人もいるのと一緒で、スポーツ委員も本当に大変だなあと思ったし、自分の傲慢さに申し訳なかったなあと思い、立派な人だったなあと思いましたね。
緑茶:バレーボールに限った話だと、監督と選手の中間なんですよ。
パイプ役を果たさなければならないので、まず、人を引っ張れること。
ある程度方針を決めることができること。
あと、バレーの練習の合間に休憩時間とか給水時間とかあるんですけど、選手に集合してくださいとか、整列してくださいとか言う時に、結構大きな声が必要なこと。
自分の主張とかがはっきり言える人でないと意見も出ないし、監督と話し合う時や、ボウリング大会にしても、人任せでは絶対無理な仕事だと思います。
ゆきちゃん:粘り強くまじめに頑張れる人で、スポーツが好きだという人なら向いているかなと思います。 Q.これからの銀杏バレーについて何か一言!
緑茶:毎回バレーボールに参加しているんですけど、少しずつなんですけど、確実にメンバーが上手くなっているんですよ。
監督やコーチの指導もあって、着実に前進はしていると思います。
練習はハードですけど、これからもより一歩前に踏み出せるようなバレーのチームを作れたらなと思っています。
次期スポーツ委員になられると思われる方に何か一言!
ゆきちゃん:バレーの練習に実際に参加している方にスポーツ委員をやってもらいたいなと思います。スポーツが好きな方にやってもらいたいかなと思います。
H.S:ゆきちゃんは、バレー選手ではないけれど、選手がクールダウンしている時、最後にボールをつぶすのをやってくれていますよね。
チームワークが大事だと思います。
スポーツ委員も3人でどこの仕事をやるか決めたらだんだん慣れてきました。
本日は忙しい所、どうもありがとうございました!