移行分室のT.H.です。先月に引き続き8月末に行われた就職セミナーについてお話したいと思います。
今回のセミナーも先月と同じくハローワーク飯田橋から、銀杏企画のメンバーの就労を支援していただいている方を講師としてお招きし、面接練習を行いました。
銀杏企画で行っている面接練習は、メンバー1人対職員1~2人という少人数で行うことが多いのですが、今回は移行分室所属のメンバー及び職員全員が見守る中行うという、かつてない規模での面接練習となりました。練習では、入室から着席、問答、離席、退室までの一連の流れを実際に行ってみました。
まず入室~着席においては、ノックの回数や扉の開け閉め、始めの挨拶をチェックしました。手順は頭の中に入っていても、実際にやってみると思っていた通りにできなかったりするので、所作については実際に体を動かして覚えるということが重要なのだなと思いました。
さて、着席した後は面接の問答の始まりですが、この日参加したメンバーの皆さんはあらかじめ質問に対する答えを練って覚えてきた成果が出ました。質問に対して、ハキハキと答えられていたように思います。
問答が終り、離席~退室となりますが、この辺りになると緊張はほぐれていたのか、皆さん完璧にできていました。
このような感じで面接の練習が行われ、皆、良くできていたと講師の方からお褒めの言葉をいただきました。他にも以下のようなアドバイスをいただきました。
- 緊張することを気にすることは無い
- 覚えたことをすべて言い切ろうとすることは無い
緊張してしまうのを何とかしたいと思われた方もおられましたが、面接で緊張するのは当然で、会社側もそれが当然と考えており、緊張しているからといって減点することはまず無く、緊張してしまうことを気にすることはないとアドバイスしていただきました。
また面接で話そうと思っていたことをうまく思い出せず、スラスラと言うべき事を言えなかったという方もおられましたが、一言一句全てを忘れず一気に言い切らなければならないというわけでもなく、一息入れて思い出せたら後から付け加えてもいいというアドバイスをいただきました。
他にも多くの職員の方から色々とアドバイスやお褒めの言葉をいただき、得るものが多かった面接練習でありました。これからもこの経験を活かして前に進んで行きたいと思います。